2012年2月25日土曜日

なぜ囲碁や将棋は子供の頃に始めないとプロになれないのですか。 生理学的に子供と...

なぜ囲碁や将棋は子供の頃に始めないとプロになれないのですか。

生理学的に子供と大人では脳細胞の構造が違うのでしょうか。


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人間の脳は、一定の年齢を超えるまでに、能力を獲得しなければ、

その後は、どんなに努力しても、けっして同じレベルでは獲得できない

時期があります。

この年齢を「臨界期」といいます。

(1)言語脳

ネイティブランゲージは八歳の誕生日までに確立しますので、

母国語臨界期は8歳といわれています。

その後でも、新しい言語を覚えられないわけではないが、

ネイティブと同じようにはならない、ということです。

(2)絶対音感

3歳~5歳くらいの間に訓練すると、絶対音感が身につくといわれて

います。 おそくとも、7歳から8歳のトレーニングです。

その後は、相対音感にしかなりません。

3)囲碁将棋

囲碁将棋においても、子供からトレーニングする必要性も

「臨界期」から説明できます。

超一流プロになるには、5,6歳からトレーニングを始める必要

がある。

しかし、それ以降に始めても、囲碁将棋が楽しめなくなるわけ

ではないし、ルールが理解できなくなるわけではない。

つまり「子供の頃に始めないと」プロレベルの感覚や直感が、

身につかないので、強いアマチュアにとどまるわけです。



若手ナンバーワンプロの井山裕太さん、は5歳で囲碁を覚えています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E5%B1%B1%E8%A3%95%E5%A4%AA

http://igo.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/namej/data/ko00443.htm



4歳で碁を覚えた趙治勲九段はトッププロの1人。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%99%E6%B2%BB%E5%8B%B2



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細胞とかの細かい考え方もありますが、簡単なところでいえば経験で差が出ます


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兄弟が子供の頃に将棋連盟に通っていたことがあります。

話を聞いていた感じだと、一般的には奨励会という組織に入る事になると思うのですが、そこにはいるにもたしか推薦が必要で、そこでの昇段試験の間口がとても狭いような気がします。

また、昇段に対して年齢制限があったような。

また四段以上じゃないとプロの棋士としてみとめられないので、今のところ女流の棋士はいなかったかと(今いるのは、女流で戦っている棋士です)。

詳しくは、ここで、

http://www.shogi.or.jp/kisen/shourei/index.html(将棋です)



また囲碁の方は将棋の四段よりも少し楽で、初段でプロになったかと思いますが、

囲碁の場合も同様に険しい道が待っているみたいです。

http://moke.moo.jp/blog/archives/200509/igo_meijin1.html

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