2012年2月23日木曜日

子供の習い事やゲームの興味関心にどのように接していけばいいのか。

子供の習い事やゲームの興味関心にどのように接していけばいいのか。

とある子供向け将棋教室が「礼節や思考力、忍耐力、集中力が身に付きます。だから子供の頃から将棋をやりましょう」というような感じで生徒を募集しています。

こういった勧誘は、子供本人というよりも親・保護者へのアピールかもしれません。これはこれで不思議はないのですが、個人的には違和感も感じます。

自分(三十代)が子供の頃を思い返すと、兄弟や友人が将棋をやっているから自分もやってみようという感じで、何か目的ありきで始めたのではなく、結果として将棋が楽しかったから続けているという人が多数派のように思います。強いていえば誰かと共通の遊びがしたいから、が当初の目的だったのかもしれません。

「最初に目的があって何かを始めてみたら確かに○○が身に付いた」と「よく分からないけど楽しそうだから始めてみて結果として○○が身に付いた」とでは、第三者から見れば同じなのかもしれませんが、本人の内面的動機としては違うと私は思います。

上述のような将棋教室が子供への普及に貢献していることは間違いのないことですし、私も短い間ですが子供の時分に教室に通ったこともあります。しかし、「○○が身につくから」といった動機は皆無で、当時私の周囲の同世代も、おそらく同じだったと思います。このように断言するのは適切ではないかもしれませんが、子供にとっての将棋というゲームは大人の論理ではなく、純粋に「□□が楽しいから」といったことだったように思うのです。「世代の違い」として肯定的にも否定的にも捉えることができるかもしれませんが・・・。

自分の子も近い将来に小学生くらいになりますので、その時に、将棋に限らず子供の習い事やゲームの興味関心にどのように接していけばいいのか、最近考えるところが多いです。

取りとめもない文章で恐縮ですが、いろいろな方のご意見ご批判をいただければと思います。よろしくお願いします。


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そこまでしっかりとしたお考えをお持ちなのに、何を悩んでおられるんですか?



質問者様は、子供の習い事関係の謳い文句は、すべて親向けであるという事も分かっておられます。

また、子供のやる気やチャレンジ精神を優先して、子供がやりたいと言ったものまずやらせてあげたいともお考えです。



それでいいんですよ。全くそれでいいんです。



お子さんが小学生になられた時に、周囲との歩調や、揺れるご自身のお気持ちによって、現在のお考えが揺らぎそうで不安なんですね?

ゆらぐ必要などないじゃないですか。本当にそれでいいと思います。



ただ、ゲームは全然別の次元の話です。

ゲームは、学習塾やスポーツクラブや文化クラブのような「鍛錬」が期待できるものではありません。

単なる暇つぶし的な遊びで、脳の疲労感なども大変後味悪く、目も悪くなります。

だから理想は「暇で何もする事が無い時にやってもいい遊び」としてご家庭で決めていかれたらいいと私は思います。

(うちもDSなど買いはしましたが、ほとんどやる時間はないし、しなくても平気だと言ってます)



それから・・・・

「楽しい」という言葉は実に曲者だと思いませんか?

客観的にも「身になっていて楽しい」ならばいいのですが、勉強がつまらないから「ゲームは頭使わないでいいから楽しい」では困りますよね。



だから、お子さんが楽しいと感じて、やりたいと考えてやってる事を、質問者様は、前者・後者、どっちの「楽しい」であるかを見守りながら見極め、悪いものは排除していかれたらいいのではないでしょうか。



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妙に納得して読んでしまいました。



子供の頃は「面白そう」「かっこいい」「お友達がやってる」がおもな理由で習い事を選ぶ。



大人になって子供の習い事を選ぶ時は「将来のため」「みんなができるのに家の子ができないと困る」「祖父母がやらせろとうるさいから」あたりが、基準になってきています。

「料金が手ごろか」「しつけが身につくか」そんな事でえらんだ習い事って、価値があるのか?ないのか?親は子供の頃の自分と、今の現状を考えて、いつも悩みます。



家の子の習い事は、子供の意見より親の意見が優先です。金出すのは親だと、はっきりと言っています。やりたい事は自分で将来、自分で金を払って習えと言っています。

でも、子供がやりたければ、本気かどうか見て、やらせる事もあります。



そして、上達するより、習い事を好きになる努力をしろと言います。好きになればそれでいい。親の価値で習わせるのだから、うまくなれ、一生やめるな、他人より頑張れ、ってのは違うと思うので。



色んな価値観があっていいと思います。質問の答えにはなっていませんかね?


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>こういった勧誘は、子供本人というよりも親・保護者へのアピールかもしれません



その通りです。

だってそうでしょう?

親はそれを習わせるために経済的負担を強いられるわけですから。

子どもが”やりたい”というだけではなく、”礼節も身に付く”というほうが、親を納得させやすいじゃないですか。

小学生が、「礼節を身につけるため将棋を習いたいです」って言う訳ありません。少なくともうちの子は言いません。

うちでは子ども達に剣道を習わせましたが、それこそ親は”礼節”も期待しましたよ。

でも、子どもは「カッコイイからやらせて」という動機でした。

それじゃまずいでしょうか?



>子供にとっての将棋というゲームは大人の論理ではなく、純粋に「□□が楽しいから」といったことだったように思うのです。



その通りです。





塾や習い事の謳い文句なんて気にしないで、お子さんが興味を持ったことで親御さんがさせてもよいと思うことをさせたらいい、それだけです。


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そんなに難しく考える必要があるのでしょうか?

習い事は、親が強制するものではなく、子供自身が習いたいと言ったものを習わせてあげたらいいんじゃないですか?

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