2012年3月28日水曜日

皆さんにとって、「将棋界の名伯楽」は誰だと思いますか。

皆さんにとって、「将棋界の名伯楽」は誰だと思いますか。

私は佐藤康光九段の師匠である田中魁秀九段に一票入れます。

プロになったお弟子さんには

永世棋聖資格者である佐藤康光九段

タイトル2期の福崎文吾九段

プロ入り当初から有望視されていた竜王挑戦経験者の阿部隆八段

2008年度のNHK杯で羽生善治を破ってベスト4という大殊勲を挙げた長沼洋七段

2006年度銀河戦で羽生善治と決勝を争った巨漢の小林裕士六段



これだけ優秀なお弟子さんを育てた功績もさることながら、

自身も62歳の高齢で順位戦C級1組で伸び盛りの若手と互角に戦う勇姿には、ただただ感嘆するばかりです。


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高柳敏夫八段です。「自分は名人にはなれない」と悟って40代で現役引退し、名人になる可能性のある者のみを弟子とし、自分の子供よりも弟子を大事にしたといわれる方です。主な門下は、芹澤、中原、田中(寅)、島など。



佐瀬勇次八段も立派だったが、いかんせん、孫弟子がサセ子だったな。



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こんばんは。



全くタイプの異なる、一時代を完全にリードした、

名実共に何の遜色もない、不世出の2人の名人、

”升田と大山”を育てた?とされる、

木見金治郎八段ではないかと思います・・・。



しかし、当の御本人は受け一辺倒の、決して強い

棋士ではなかったそうです。風采もパッとしない、

しょぼくれた感じの方だったそうです。



【補足】

2人の性格の違いは、残した書籍のタイトルにも

如実に現れています。大山の歩んだ道がそのまま

”昭和の将棋”のど真ん中であることは、悔しいの

ですが紛れもない事実です。また、升田は本当に

名人に香車を引いてしまったのですから、大山以上

に凄い棋士だったと言っても間違いはありません・・・。



升田:以下の3冊。

1.名人に香車を引いた男(朝日文庫)

2.歩を金にする法(小学館文庫)

3.勝負(中公文庫)



大山:以下の1冊。

1・昭和将棋史(岩波新書)


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なんといっても、高柳先生ですね。



まあ、なにもしなかった二上九段もすごいといえるかもしれません。

(羽生さんの師匠ですが)

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