皆さんにとって、「将棋界の名伯楽」は誰だと思いますか。
私は佐藤康光九段の師匠である田中魁秀九段に一票入れます。
プロになったお弟子さんには
永世棋聖資格者である佐藤康光九段
タイトル2期の福崎文吾九段
プロ入り当初から有望視されていた竜王挑戦経験者の阿部隆八段
2008年度のNHK杯で羽生善治を破ってベスト4という大殊勲を挙げた長沼洋七段
2006年度銀河戦で羽生善治と決勝を争った巨漢の小林裕士六段
これだけ優秀なお弟子さんを育てた功績もさることながら、
自身も62歳の高齢で順位戦C級1組で伸び盛りの若手と互角に戦う勇姿には、ただただ感嘆するばかりです。
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高柳敏夫八段です。「自分は名人にはなれない」と悟って40代で現役引退し、名人になる可能性のある者のみを弟子とし、自分の子供よりも弟子を大事にしたといわれる方です。主な門下は、芹澤、中原、田中(寅)、島など。
佐瀬勇次八段も立派だったが、いかんせん、孫弟子がサセ子だったな。
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こんばんは。
全くタイプの異なる、一時代を完全にリードした、
名実共に何の遜色もない、不世出の2人の名人、
”升田と大山”を育てた?とされる、
木見金治郎八段ではないかと思います・・・。
しかし、当の御本人は受け一辺倒の、決して強い
棋士ではなかったそうです。風采もパッとしない、
しょぼくれた感じの方だったそうです。
【補足】
2人の性格の違いは、残した書籍のタイトルにも
如実に現れています。大山の歩んだ道がそのまま
”昭和の将棋”のど真ん中であることは、悔しいの
ですが紛れもない事実です。また、升田は本当に
名人に香車を引いてしまったのですから、大山以上
に凄い棋士だったと言っても間違いはありません・・・。
升田:以下の3冊。
1.名人に香車を引いた男(朝日文庫)
2.歩を金にする法(小学館文庫)
3.勝負(中公文庫)
大山:以下の1冊。
1・昭和将棋史(岩波新書)
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なんといっても、高柳先生ですね。
まあ、なにもしなかった二上九段もすごいといえるかもしれません。
(羽生さんの師匠ですが)
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