将棋の棋士は対局がおわった後の感想戦で
どの局面にもサッと手を戻すことができますが
なぜそんなことができるのでしょうか?
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記憶力が勝負の世界ですので、それくらい出来ないと話しになりません、子供の頃から天才とか言われている人たちの集まりであり、
毎日新しい戦法を模索しながら棋譜を覚えたり勉強している人たちなので、今指し終わったくらいの棋譜ならささっっと出来るのです、
羽生が過去に7冠を独占した時にインタビューで答えてた事があります、1ヶ月前まで位なら自分の食べた物は勿論、一緒に食事した人のメニューまで覚えてると言ってましたよ。
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アマチュアの有段者でも出来ると思います。
対局中はその局面をかなり集中して考えているので、一手一手が印象深く記憶に残っているからだと思います。
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囲碁ですが、TVで、安部吉輝九段というプロから、『昭和以降のプロの棋譜は、全て並べられる(何も見ないで、碁盤上に再現する。)』と聞いたことがあります。安部九段自身の碁だけでなく、他のプロが打った碁も含めた全てですよ。
全部のプロ棋士が、ここまでできるか?は疑問ですが、プロ棋士なら自打った、最近の碁は並べられると思います。
将棋のプロも多分同じことができると思います。
私はアマチュアですが、自分が真剣に打った碁なら、帰宅してから棋譜を書けます。
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僕の考えですが、それだけひとつひとつの場面を集中して見ているという事になると思います。そういっても中には感想戦で次の手を忘れたなんてことを見たこともありました。
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将棋を指さない人からは不思議に感じるらしいですね。先日いとこからも同じ質問をされました。
ただ、直前に対局した棋譜を再現できるのは、はっきり言って当たり前です。自分の対局はもとより、例えばテレビ対局などの他人の棋譜(今日のNHK杯の決勝戦とか)も、終始見ていれば簡単に再現できますよ。
理由は、外国人が日本人に対して、なんであなたは日本語を喋れるのかという質問と同じです。再現できてしまうからで、答えようがないです。
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アマチュアでも二~三段くらいあれば楽勝ですよ、プロなら当然です。
単に棋譜を暗記するだけじゃなく、対局中も自身でずっとその局面を考えてるわけですからより強く記憶に残りますね。
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