子供がゲームやパソコンをやりすぎると、
若年性アルツハイマーになる確立が高い!
と知人から聞いたのですが本当ですか。
|||
アルツハイマーとテレビゲームの関連性は一切ないので、おそらくゲーム脳を勘違いして拡大解釈したものだと思われます。
ゲーム脳とは、「テレビゲーム、パソコン、ケータイ(のメール入力)で脳波が認知症の状態になる」という仮説です。
ゲーム脳については以下のURLをごらんください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%84%B3
http://www.tv-game.com/column/clbr05/
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1016079400
知恵袋のゲーム脳に関する回答の中でもっともお役立ち度が高いものも貼っておきます。
ゲーム脳とは、「提唱者が独自に開発した脳波計で脳を測定したら、脳波が認知症に近い状態になっていた」という状態を指します。(ただし、脳波で認知症の場合が判別できるというのは提唱者が勝手に唱えているもので、現在も医学的に認められておらず、医療の現場でも一切使われていない説です)
これは、「ゲーム脳の恐怖」という著書やマスコミの報道のみで有名になり、未だに論文も書かれておらず、登場から6年が経過した今も医学的に一切認められていない疑似科学/ニセ科学に分類される仮説です。(疑似科学の意味はこちら http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%91%E4%BC%BC%E7%A7%91%E5%AD%A6 )
脳波が認知症に近い状態といっても、幻聴や徘徊・記憶障害・注意障害などのアルツハイマー特有の深刻な症状があるわけではなく、なんとなく「忘れっぽい」「キレやすい」「羞恥心がなくなる」「約束を守らない」といった、医学にはほど遠い主観的かつ抽象的な症状しか定義されていません。しかも、脳波とこれらの症状は、ごく少数の被験者と簡素な面談により提唱者のいいかげんな主観で結びつけただけに過ぎず、信頼しうる科学的根拠となる実験はまったく行われていません。
提唱者ですら「電車の中で化粧する女は羞恥心がないからこいつはゲーム脳だ」といったような「最近の若い者は」的な次元の使い方しかしていないので、単に気に入らないものに脳科学っぽいレッテルを貼り付けているだけとしか言いようがありません。
また、認知症(アルツハイマー)は根本的な治療法が確立されていませんが、ゲーム脳は、提唱者によると1日15分のお手玉をたった2週間続けるだけで完治する(脳波がゲーム脳の状態ではなくなる)とされています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1218723107
ゲーム脳ができたいきさつについては、過去に私が書いたベストアンサーを見てください。ゲーム脳の提唱者は、もともと「認知症患者の脳波を見るだけでその症状の度合いが分かる」という説をとなえていましたが、健常者でも認知症とされる脳波が測定されてしまいました。ゲーム脳はそのつじつまを無理矢理合わせるようにして生まれました。
さらに、無作為に選んだ被験者の脳波を計測したら4割以上がゲーム脳という結果だったというのですから、とんでもない話です。(本当に国民の4割の脳みそが認知症だったら日本という国はすでに崩壊していると思いますが、そんな兆しすらありませんよね)
ゲーム脳に反論するある大学教授の実験では、「将棋などでも同様にゲーム脳の脳波になる。そのままゲーム脳説にあてはめることができてしまう」という結果が出ていますが、アルツハイマーではむしろトランプ・チェスなどが予防になるというまったく正反対の研究結果が出ています。
このふたつの結果そのものはどちらも正しいと思われますので、ゲーム脳という考え方自体に矛盾があると考えていいと思います。
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0506/01/news033_2.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%84%E3%83%8F%E...
とにかくまとめると、その知人が言っていることは本当ではなくて大間違いです。
ゲーム脳はまぎれもないニセ科学ですが、新聞なテレビがさもまっとうな脳科学のように報じてしまったため、盲信している人も少なくありません。しかも、その言葉のイメージなどから、もとの本(「ゲーム脳の恐怖」)すらもろくに読まないまま、多くの人が意味を早とちりしていますので、ご注意ください。
|||
その説の中心にあるのは、ゲーム脳説と、その周囲という感じです。その問題点については、すでに出ていますので割愛します。
そもそも、この「若年性アルツハイマー」、というものそのものについても、恐らくは知識の無い意見と言えます。
この「若年性アルツハイマー」には、しっかりと定義があります。その定義とは、「60歳未満で発症するもの」です。「若年性」というと、いかにも10代、20代の人が、というように考えられますが、実際の所は、59歳であっても「若年性」の範疇に入るのです。そして、「若年性」と診断されるものの殆どが50代に入ってからのもので、20代、30代というものは極めて稀です。
50代でも「若年性」というのは、アルツハイマー型認知症の症例の多くが60歳以上である、ということに由来するのですが、このアルツハイマー型認知症がどのような原因で起こるのか、については、まだ確かなことはわかっていない状態です。
テレビゲームが一般的に広まったのは1980年代後半。パソコンが多くの家に普及したのはさらに後でしょう。80年代当時、ゲームをやっていた10代、20代くらいの人はまだ、30代、40代くらいです。「若年性」の多くが50歳以上であることを考えれば、この時点でかなり根拠が弱い、というのはおわかりいただけるかと思います。
|||
どーだろ?ただたんにゲームやりすぎるとバカになる!?から来てるんじゃないっすか?
アルツハイマーなどに関しては原因もハッキリとしてないし。
ゲームやりすぎはアルツハイマーよりも社会性に問題が出るんじゃないか?って方が大事な事では?
|||
むしろ情報が入ってくるほうがいいらしいですけど
普段人と話してれば大丈夫です
|||
噂のゲーム脳ってやつですね。
まだ不明慮な部分が多いんじゃないですか?
反射的な人間に育つ気はしますが
0 件のコメント:
コメントを投稿