2012年3月21日水曜日

将棋のプロ棋士で、外国人(国籍等ではなくて日本で生まれ育っていない人)を見かけ...

将棋のプロ棋士で、外国人(国籍等ではなくて日本で生まれ育っていない人)を見かけたことがないのですが、外国人は何故みかけないのでしょうか。囲碁ではみかけたことがありますし、相撲でもいるくらいですからいてもいいようなきがするのですが。


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将棋は、各国に固有のものがあります。欧米を中心にチェスがあり、中国には中国将棋、朝鮮には朝鮮将棋があります。

要するに、日本に生まれ育った、もしくは在住経験のある人以外は、将棋というゲームに出合う機会が全くと言っていいほどないのです。出合う機会がなければルールも知らず、従ってプロになる可能性はありません。また、大人になってから出合っても、プロになるのはかなり難しいでしょう。

こども、それも10歳前後までにルールを覚えないとプロになるのは大変です(例外もありますが)。



囲碁は韓国・中国では非常に盛んです。もはや日本は韓国にはかなりの差をつけられ、中国にも抜かれようとしています。

相撲は世界的に有名なスポーツで、成功すればかなりの報酬を得られます。



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将棋の場合、奨励会を卒業しないとプロにはなれません。通常、アマチュアの(弱い)県代表クラスが奨励会の5-6級ですが、ほとんどのプロはこのレベルに15歳以前に達しています。強い棋士なら10歳そこそこで達しています。

外人の子供がこのレベルにこの年齢で達することはあまり考えられません。さらに21歳までに初段に昇級しないと、奨励会を退会させられ、(ほぼ)プロにはなれません。

従って、外人が将棋のプロになることは、いままでは無かったのです。


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確かにおっしゃる通りです・・・

類するチェスと違って「と成」(駒を裏がえす要素)がないからでは?

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